時は今 雨が下しる 五月かな
天正十年
明智光秀が織田信長に対して謀反をおこした。本能寺の変である。
焼け落ちる安土城


武士
「信長公の行方、知らず」

公家
「信長の行方、知らず」

僧侶
「信長公の行方知らず」

時は流れた




生徒
「それで、織田信長は死んだんですか?」
先生
「遺体は結局、見つからなかったんだが、織田信長はこの本能寺の変で死んだということになっているんだ。みんな、この織田、豊臣、徳川の順、今度のテストに出すから、しっかり覚えておくんだぞ!」
生徒
「えええー!」
だが、織田信長は死んでいなかった。
なんと、現代に生まれ変わっていたのである。別に言う、輪廻転生である。
織田信長は現世、駐車場の警備員になっていた。






霊
「この人が前世、織田信長だったのか」
霊
「言われているほど、悪い人ではないね」
霊
「普通の人と同じだね」